プレハブ住宅は構造部材の種類などによって分類されます。それぞれに特長が違い、将来的な増改築に向き不向きな工法もあり、あなたの目的とする建築に見合うのはどんな建て方がいいのか。
各建築工法の構造と長所について簡単に紹介しましょう。

木質系プレハブ

木質系の材料で壁・床・天井を組み立てる木質系プレハブ工法は、さまざまな建て方に対応します。パネル方式軸組方式軸組パネル方式があり、現在ではパネル方式が主流
パネル方式は全てを面で接合する一体構造により、震度1〜3程度の地震には問題なく対応しています。

工期20〜90日

ユニット系プレハブ

鉄骨を溶接やボルトで箱型フレームにし、そこに不燃パネルやコンクリート、セラミック系の板を取り付けて箱型ユニットを作ります。
キッチンセットや電気配線、配管等の設備類の設置についても工場で行い、工場での作業の割合が多いので製品や部材のばらつきが少なく、品質が安定しているのが特長です。

現場での作業は箱型ユニットを設置するだけ。工期が短縮できます。また、増築など将来の計画への対応も容易です。

工期20〜60日

鉄骨系プレハブ

鉄骨系プレハブ工法は、軸組構造と壁構造の併用で構成されます。鋼材は工場内である程度溶接し、現場ではボルトを固定するだけなので、工期が短いことが利点。また、鋼材は他の素材に比べてコストが安定しています

狂いが少なく火災にも強い鉄骨系住宅は、敷地対応への対応力が高いので間取りの自由性も大きな特長です。

工期40〜120日

コンクリート系プレハブ

コンクリートパネルを工場生産し現場で組み立てる工法で、建て方は壁・床・屋根で構成する木質系パネル方式と同じです。
遮音性に優れるなど、最大の特長は性能の高さ。特に耐火性と耐久性に優れ、他の工法に比べて法定耐用年数の長さを誇ります。

ただし、コンクリートそのものの重量により、地盤の弱い敷地などでは地盤補強の必要が生じる場合があります

工期90〜120日